谷村新司追悼特別企画〈10年の約束〉初期のソロ・アルバム10作品を、 誕生日の12月11日に最新リマスタリングで復刻。 上記10作品以外の復刻盤(13作品)も2025年初頭に発売予定。
谷村新司追悼特別企画第三弾として、誕生日にあたる12月11日(水)に初期のソロ・アルバム10作品を最新リマスタリングで復刻されることが、一周忌にあたる10月8日に明らかになった。
2022年に活動50周年を迎えたアリスは、“ALICE SDGs”をコンセプトに、10年続ける努力目標『ALICE 10 YEARS 2023 ~PAGE 1~』を計画。デビューから活動停止に至るまでのアルバム『ALICE I』~『ALICE X』を、10年かけてファンと一緒に検証していくツアーにしようと準備が進んでいた。しかしその夢はかなわず、2022年11月に行われた有明アリーナでの『ALICE GREAT 50』がアリス3人でのステージの最後となった。
その後、多くのファンの方々からの声を受け、谷村新司の一周忌(10月8日)となる頃にアリスとしての追悼コンサートを実現するべく準備を進めてきたが、堀内孝雄と矢沢透のパフォーマンスに谷村新司の声と映像をシンクロさせる特別なコンサートが、去る9月18日に思い出の詰まった会場である日本武道館で行われ、さらに10月13日に同じく思い出の詰まった大阪城ホールで行われる。
そして今回、新たに発表された追悼特別企画第三弾は、6月26日に発売された『ALICE I』~『ALICE X』10作品復刻と9月18日の発売された7作のライブ盤と同様に、最新リマスタリングが施され、さらに『昴 -すばる-』『海を渡る蝶』の2作には新たにボーナス・トラックも収録される。さらに、初期のソロ・アルバム10作品以外の復刻盤(13作品)が2025年初頭に順次リリースされる予定。
また同日には谷村新司の初の詩集『谷村新司詩集 夢のその先』が扶桑社より刊行される。これは1972年のデビュー作から遺作までの軌跡を振り返る61篇の詩を収録。谷村のことを「お兄ちゃん」と呼んで慕い兄弟のような関係だった、さだまさしからの特別メッセージも掲載される。
最新リマスタリングが施されたアルバムと初となる詩集で、改めて谷村新司の軌跡を堪能して欲しい。
*本企画のキーヴィジュアルは、シングル盤「昴」(1980年リリース)のジャケット写真から一部トリミングしたものを起用。
谷村新司ソロとして活動していく覚悟がその表情にも表れている写真であり、それは谷村自身の終わりのない
夢への挑戦だった。
仕様:SHM-CD
再発アルバム概要
[01]『蜩』(オリジナル発売:1974年11月5日)※ユニバーサルミュージック盤
[02]『海猫』(オリジナル発売:1975年12月20日)※ユニバーサルミュージック盤
[03]『引き潮』(オリジナル発売:1976年12月20日)※ユニバーサルミュージック盤
[04]『黒い鷲』(オリジナル発売:1977年12月1日)※ユニバーサルミュージック盤
[05]『喝采』(オリジナル発売:1979年4月20日)※ユニバーサルミュージック盤
[06]『昴 -すばる-』(オリジナル発売:1980年4月25日)
[07]『海を渡る蝶』(オリジナル発売:1981年5月5日)
[08]『JADE-翡翠-』(オリジナル発売:1982年6月5日)
[09]『父と子』(オリジナル発売:1982年12月20日)
[10]『EMBLEM』(オリジナル発売:1983年5月25日)
価格:[01]~[05] [08]~[10]2,273円(税抜)2,500円(税込)/[06][07] 2,600円(税抜)2,860円(税込)
※[01]~[05]はユニバーサル ミュージックより発売/[06]~[10]はポリスターより発売
※ユニバーサルミュージックストア URL https://store.universal-music.co.jp/artist/alice/?s13=20240918&stock=0#itemTitle
[01]『蜩』(オリジナル発売:1974年11月5日)
記念すべき谷村新司のファースト・ソロ・アルバム。
※ユニバーサルミュージック盤
【収録曲目】
M.01 さよならの季節
M.02 面影
M.03 蜩
M.04 冬木立
M.05 さちこ
M.06 想い出橋
M.07 Good-bye-my-friend-so-long
M.08 水曜日
M.09 セレナーデ
M.10 挽歌
M.11 恋唄
M.12 おやすみ
[02]『海猫』(オリジナル発売:1975年12月20日)
セカンド・ソロ・アルバム。
※ユニバーサルミュージック盤
【収録曲目】
M.01 ハーバー・ライト(港の灯)
M.02 ひまわり
M.03 ぬくもり
M.04 雨やどり
M.05 夢行燈
M.06 サンセット-蒼い夕陽-
M.07 讃歌
M.08 都忘れ
M.09 海猫
M.10 砂の道
[03]『引き潮』(オリジナル発売:1976年12月20日)
サード・ソロ・アルバム。
※ユニバーサルミュージック盤
【収録曲目】
M.01 引き潮
M.02 哀しみの終る時
M.03 熱い吐息
M.04 アディオス
M.05 この空の下
M.06 春雷のあとで・・・
M.07 煙草のけむり
M.08暗い桟橋
M.09青空
[04]『黒い鷲』(オリジナル発売:1977年12月1日)
フォース・ソロ・アルバム。
※ユニバーサルミュージック盤
【収録曲目】
M.01 黒い鷲
M.02 狙撃者-スナイパー
M.03 冬の嵐
M.04 バイ・バイ
M.05 琥珀の夢
M.06 シェナンドー河に捧ぐ
M.07 口笛が聞こえる町
M.08 男鹿の子守唄
M.09 1977年“冬”
[05]『喝采』(オリジナル発売:1979年4月20日)
フィフス・ソロ・アルバム。
※ユニバーサルミュージック盤
【収録曲目】
M.01 喝采-想い出のライト-
M.02 Left Alone
M.03 真夜中のカーニバル
M.04 凱旋
M.05 陽はまた昇る
M.06 Follow The Sun
M.07 ムーランルージュ物語-哀しみのライト-
M.08 ラスト・ソング-最後のライト-
[06]『昴 -すばる-』(オリジナル発売:1980年4月25日)
シックスス・ソロ・アルバム
【収録曲目】
M.01 Runnin' on
M.02 終着駅
M.03 レテの川-Lethe-
M.04 この世が終る時(when the world ends)
M.05 マイ・ボーイ
M.06 玄冬記-花散る日-
M.07 残照
M.08 昴-すばる-
[Bonus Track]
M.09 What love is(シングル「昴-すばる-」カップリング曲)
[07]『海を渡る蝶』(オリジナル発売:1981年5月5日)
セブンス・ソロ・アルバム
【収録曲目】
M.01 序曲 海を渡る蝶
M.02 愛
M.03 花束-最後の汽笛-
M.04 天狼
M.05 浅き夢
M.06 冬の雁
M.07 群青
M.08 砂漠
[Bonus Track]
M.09 ライザ-LIZA-(シングル「天狼」カップリング曲)
M.10 群青(シングル・ヴァージョン)
[08]『JADE-翡翠-』(オリジナル発売:1982年6月5日)
エイス・ソロ・アルバム
【収録曲目】
M.01 JADE-翡翠-
M.02 RESISTANCE-ピアニストは撃たないで-
M.03 スーパースター-MY SUPERSTAR-
M.04 シェヘラザード
M.05 心の痛み-NOBODY IN MY HEART-
M.06 ファイアフライ-螢-
M.07 雨の森-RAINY WOOD-
M.08 愛・地獄篇
M.09 少年の墓
M.10 JADE-翡翠-
[09]『父と子』(オリジナル発売:1982年12月20日)
ナインス・ソロ・アルバム
【収録曲目】
M.01 父への遺言
M.02 青年の樹
M.03 マイ・ボーイ
M.04 陽はまた昇る
M.05 去年の雪
M.06 それぞれの秋
M.07 残照
M.08 昴-すばる-
[10]『EMBLEM』(オリジナル発売:1983年5月25日)
テンス・ソロ・アルバム
【収録曲目】
M.01 龍のエムブレム DRAGON EMBLEM-
M.02 九龍の出来事 KOWLOON NIGHT
M.03 ベラドンナ・リリー BELLADONNA LILY
M.04 憧れのチェン夫人 LADY CHENG
M.05 ハリマウ HALIMAU
M.06 夢の世代 FROM THESE DAYS
M.07 朝日を求めて SEARCHING
M.08 太陽の誘惑 NINETEEN SIXTY
M.09 名画物語 CINEMA STREET
M.10 小さな肩に雨が降る RAINY DAYS OF OUR YOUTH
書籍刊行(既発情報)
アルバム発売と同日12月11日谷村新司の初の詩集が扶桑社より刊行。
1972年のデビュー作から遺作までの軌跡を振り返る61篇『谷村新司詩集 夢のその先』
<書籍情報>
タイトル:『谷村新司詩集 夢のその先』
判型ほか:四六判|上製本|オール1C
ページ数:192 ページ(予定)
定価:3,300 円(税込)
【谷村新司Profile】
シンガーソングライター・作曲家・作詞家。
1948年12月11日生まれ、大阪府出身。AB型。
1965年に高校3年生でアマチュアのフォークトリオ「ロック・キャンディーズ」を結成。解散後、1972年にバンド「アリス」を結成。1973年にシングル「走っておいで恋人よ」にてデビュー。堀内孝雄・矢沢徹とともに力強いボーカルで「チャンピオン」や「冬の稲妻」などヒット曲を次々と発表。シンガーソングライターとしても「昴」など長く歌い継がれる名曲を生み出したほか、「いい日旅立ち」を山口百恵に提供するなど長年、日本の歌謡界を牽引してきた。また、中国・上海にある音楽学院で教授を務めたこともあり、中国で人気の日本人歌手として知られており、2017年には上海で日中国交正常化45年を記念したコンサートを開いた。代表曲の「昴」は中国語でもカバーされるなど広く親しまれている。2015年には日本だけでなく広くアジアに受け入れられる作品を数多く生み出し、芸術文化の発展に貢献したことが評価され紫綬褒章を受章。
2023年10月8日に永眠する。
オフィシャルサイト www.tanimura.com