SPENCER
SPENCER
ベルリンに活動拠点を移した大谷友介(オオヤユウスケ / Polaris,ohana)が放つソロプロジェクト SPENCER(スペンサァ)。ポップとアート、光と闇、絶望と歓喜が共存するアヴァン・ポップ。新たな視点・思想・表現の可能性を探る渾身のファースト・アルバムが完成!
Artist:SPENCER
Title:SPENCER
Spec:2011.06.08 Release¥2,500 tax inXQJX-1013
最先端の文化や実験的な都会生活スタイル、刺激的なサブカルチャーのホームグラウンドとして、世界中の尖ったアーティストを集めるコスモポリタンシティ、ベルリン。昨年、ドイツ・ベルリンに活動拠点を移した大谷友介(オオヤユウスケ)が放つソロプロジェクトSPENCER(スペンサァ)のファースト・アルバム。
新たな地ベルリンで生活し、その中で五感をフルに使い、感じ、吸収したものを大谷のフィルターを通し、余すところなく表現した作品。収録内容は、昨年6月に配信限定でリリースした1st EP「My Wave」と今年5月に先行配信予定の2nd EP「in the 真空」1枚にコンパイルした内容。
1st EPの極限までシンプルに削ぎ落としたアンサンブルにより浮かび上がる、根底に横たわる大谷らしい独特の世界観に、2nd EPのエクスペリメンタルかつアグレッシブな側面、毒気、クラシカルな構築美などの新たな世界観が加わり、より凛としたSPENCERの存在感が際立つ作品となりました。両極端の作品性にも関わらず、常に同軸に付随し、互いに寄り添いあうふたつ世界。その両翼で飛び立つがごとく、SPENCERの新たな物語が始まります。 今作でも聴き手を包み込むような、たおやかな声は健在です。誰もが潜在的に感じてはいるが、誰もまだそれを言葉にしていない感情。光と闇。絶望と歓喜。より研ぎ澄まされた歌詞の世界にも注目です。
ベルリン、ウィーンと日本でのレコーディングを経て、ベルリンのCalyx(カリックス)にてマスタリング。ジャケットデザインはベルリン在住アーティストusaginingen(ウサギニンゲン)が担当。ポップとアートが共存するアヴァン・ポップ。新たな視点・思想・表現の可能性を探る渾身のSPENCER ファーストフルアルバムが完成しました。
【SPENCER(スペンサァ)プロフィール】
大谷友介。1974年、東京生まれ。横浜育ち。ベルリン在住。音楽家/サウンドプロデューサー。ヴァイオリニストである母親の影響などで幼少期からクラシック音楽を学び、様々な音楽に触れる。ピアノ、チェロ、ギター、電子楽器など様々な楽器を習得し、中学時代より作曲活動を開始。97年LaB LIFe(97年~00年)でデビュー。以降、Polaris(00年~)、ohana(05年~)などで活躍。10年2月に活動拠点をベルリンに移し、ソロプロジェクト"SPENCER"を始動。ポップな音楽的側面と、自己を追求するための自由自在なアート表現としての音楽活動を両輪とし、歌もの、インストというそれぞれ個別のものではなく、その一体となる表現、融合こそが"SPENCER"。1st EP「My Wave」を10年6月に世界同時配信リリースし、日本の他、韓国、ベルリン、ハノーバーなどでライブを敢行。FUJI ROCK FES. 2010にも出演。SPENCER独特の脈打つサウンドは世界中の人々からも高い評価を得ている。11年6月、SPENCERとしての待望の1stフルアルバム『SPENCER』をリリース。大谷の紡ぎ出すメロディーと歌声は、国境を越えても人々にやさしく響き、たとえようのない美しい声だと絶賛される。また実験的でありながらもせつなさを紡ぐ類い稀なコンポーザー、プロデューサーでもあり、そして常に新しい音への探求精神あふれるサウンドは、鮮烈に心を揺れ動かす。
※SPENCER Official Web >>> http://www.spencer-web.com
【配信情報】 7/13~、iTunesはじめ他PC、携帯サイトにてアルバム「SPENCER」配信スタート!
1.my piano and my wave
2.Rise
3.Fun Fun Fun
4.Take me to the light
5.Dark
6.Free Bird
7.Telegraph
8.in the 真空
9.彗星
10.構造と私
11.in the beginning
12.Night on the bridge
13.はじまりの音楽
5/18~ OTOTOY / iTunesで先行配信スタート!
※OTOTOYは、高音質配信HQD(24bit,48k)
配信パッケージタイトル:「in the 真空」
収録曲以下。 1.in the beginning
2.in the 真空
3.Dark
4.Fun Fun Fun
5.Rise
6.Telegraph
【ライブ情報】
●Natural High!2011に出演!!!
日時:2011年5月20(金)~22日(日)※SPENCERの出演は5月22日(日)になります。
会場: 山梨県 道志の森キャンプ場
チケット受付: イープラス http://okini.eplus.jp/28944/
※1st CD Full Album『SPENCER』 会場先行販売決定!!!
6月8日(水)リリースのSPENCERの 1st CD Full Album『SPENCER』を、一足先にNatural High!2011会場で先行販売します。CD発売前の先行発売は、Natural High!2011会場だけとなります。
●SPENCER 1st Album Release Live Tour " SPENCER aus Belrin " 決定!!!
【東京公演】
日時:2011年6月19日(日) open 17:00 / start 18:00
会場:渋谷WWW 料金: 4,000円 (税込 / ドリンク代別)
チケット受付:
●チケット先行販売: 4月25日(月) 12:00~
SPENCERオフィシャルWEBチケットページ : http://spencer-ticket.tumblr.com/
●チケット一般発売 : 5月3日(祝・火) 10:00~
イープラス: http://eplus.jp/sys/main.jsp
【名古屋公演】
日時:2011年6月24日(金) open 18:00 / start 19:00
会場:TOKUZO 料金: 3,500円 (税込 / ドリンク代別)
チケット受付:
●チケット先行販売: 4月25日(月) 12:00~
SPENCERオフィシャルWEBチケットページ : http://spencer-ticket.tumblr.com/
●チケット一般発売 : 5月3日(祝・火)
・SPENCERオフィシャルWEBチケットページ(10:00~) : http://spencer-ticket.tumblr.com/
・名古屋TOKUZO メール・電話予約受付 (15:00~) 電話:052-733-3709 mail:info@tokuzo.com
SPENCER(a.k.a大谷友介)『SPENCER』発売記念!
トークセッション生中継が緊急決定!
SPENCER(a.k.a大谷友介/Polaris,ohana)のファースト・アルバム『SPENCER』(6月8日リリース)の発売を記念したトークセッションの模様を、"kampsite.jp(キャンプサイト)"にて生中継することが決定しました。
今回の中継では、SPENCER(大谷友介)と 望月哲(編集者/ライター)さんとのトークセッションを前編、後編と2回にわたり、生放送。フリートークを通して、ベルリンに活動拠点を移した経緯から近況、アルバム『SPENCER』の世界までを掘り下げます。2人のざっくばらんなトークは必聴です。
前編:6月1日(水) 22:00~ O.A.
後編:6月8日(水) 22:00~ O.A.
kampsite.jp(キャンプサイト)
http://www.kampsite.jp/


SPENCER Interview
いま、僕らはこの〈未曾有〉の不安に向き合いながら、何を感じながら暮らしているんだろう。目に見えない恐怖を受け止めながら、毎朝、何を感じて目覚めるんだろう。地球史上ですらありえなかった事態が島国をまるごと変えてしまう胎動に恐れと希望を見つけながら、それでも淡々と昨日までの日常をどうにかして明日につなげようとしている。その営みじたいが尊いものであることを、僕らはやっと気づけたのかもしれない。 そんなタイミングに、大谷友介がソロとしての初のフルアルバム『SPENCER』を発表した。都市生活者のダブ・ブルース、Polaris、民の歌を求めた楽園音楽ユニットのohanaを経て、遂にソロでの始動になる。ベルリンに移住して1年、それまでの日本のさまざまな〈縛り〉や〈括り〉から解き放たれて、音と言葉の響きには新しい自由が宿り始めたように感じる。淡々とした時間と難儀なばかりの現実の中で、それでもぼそっとつぶやかれる「Life Is Wonderful(人生は素晴らしい)」という一言の支えになってくれるのが、こんなアルバムなのだと思う。一時帰国した大谷友介に話を訊いた。
──ベルリン行く前後のこと。
「ohanaの時に沖縄に一軒家を借りて、(原田)郁子ちゃんや(永積)タカシくんと録音したんだよね(2006年)。それまで、東京で音楽やってくサイクルを普通だと思ってその上に乗っかって生活してたんだけど、違うところから東京を見てその独特さをつくづく感じた。いい悪いじゃなくて、〈独特〉な場所になってきてる。ちょっと閉じてる。それで気がついたらハワイとか、自分のイメージになかった場所に旅したり。そうやって2009年は旅してたね。ニューヨークも仕事で昔行ったけど、ちゃんと見ようと思って行った。ところが、ニューヨークにも東京とおんなじ空気が流れてた。見事におんなじ。良かったらそのまま住んでもいいかなと思ってたけど、ところが全然。刺を感じた。ニューヨーク行って余計に東京を感じたのかな。外に出ると日本が見えるってあるから、東京での感じ方ってこうなんだってよくわかった。だからアメリカは違うと思って、直感的にポーランドとかチェコとか」
──東欧よりの方面。
「そう。プラハとかウィーンとか行ってみたくなって、まとめて旅に出たのね。そのときベルリンに初めて行った。サウンドシステムの山車が何台も街に溢れるようなイベントが日常的にやってて、それもパーティーテクノよりミニマルだったり、ハードなテクノで音楽も自分の好みに合った。それにレベルが高えーって思った。日本でフェスに行くとたまに距離を感じちゃう時があって、それは盛り上がるために集まってるというか、フェスが終わると終わっちゃう感じ。もちろんフェスってそういうものなんだけど、自分にはテンション高すぎて入っていけないところがある」
──よく言われる〈フェスの非日常〉みたいなものへのギャップ。
「でもベルリンの街でやってたパーティーには子どももいればお婆ちゃんとかもいる。日本だと若い人が聞く音楽になってるところがあると思うけど、自分がベルリンでライヴやっても老齢のご夫婦とか普通のおじちゃんとかが来てくれる」
──商業文化の流れだけじゃない、土着の音楽文化の流れを感じる。
「ベルリンって言ってもただのヨーロッパの地方都市。普通に田舎を感じられる。人がすごく近いんだよね。大人でも、素直でやさしい人が多い。一人友達ができればすぐに広がるし。とにかく2009年の夏に最初に旅した時が楽しくて、開放感を感じたんだ。で、その開放感は東京に住んでたときは確かにわからないわけ。東京にいると〈日常〉と〈非日常〉をきっちり分けた楽しみ方が普通になってしまってるから、それ以外の楽しみ方がわからなくなっていたんだね。ベルリンでは音楽やアートが日常のなかにしっかり入り込んでる。行かなかったらわからなかった」
──ドイツって〈森〉の国って印象がある。日本も森の国だし、歴史的に気が合うところがあるんだろうな。
「ベルリンは本当に人が馴染む。ほっとする。東京の〈サイクルに乗るしかない〉感覚というか、そのサイクルの中だけでしか成立しなくなってた状況で、それ以外のことをやろうとすること自体に危機感を感じてたんだろうと思う。ミュージシャンというより、人としてそれを強く感じてた。東京にいると常に落ち着かない感じを感じざるを得なかったから。だから東京から動くなら今だと思った。それで移ったら本当にほっとした。実際は言葉の問題もあるし、いろいろ手続き含めて生活することが大変どころじゃないんだけど(笑)」
──東京は世界一〈便利〉な街だからね(笑)。〈普通に暮らす〉ってこと自体が本当に大変なこと。
「ほんとうにそう思う。だから去年は生活まわりをつくるので一杯。一方で、〈アーティスト〉として生活することへのサポートもちゃんとある。50代で子持ちで国のサポートを受けながら音楽してる人も普通にいる。文化が国の柱のひとつになってる。自分もベルリン行って、むしろ経済的にも楽になった」
──そして『SPENCER』としてアルバムにまとめたわけだけど。ベルリンに移住してからの最初の作品。
「自分の中にあったものを全部出そうと思って作った。その最初の作品。〈大谷友介〉の中にある多面的なものを全部包み隠さず出してる。そういう時期だと思ったし」
──タイトルにも『Free Bird』『はじまりの音楽』とか、歌詞にも〈Re Start〉などの率直なワードが印象的。
「ミニマルなものやループ感だったり、それまでのバンドのヴォーカリストとしては伝えづらい部分、でも自分のボトムでもある部分を出せたんだね。『Free Bird』を東京でもし作ったら、もっとアレンジを施したくなる気がする。これを骨格だとすればやっぱりいろいろ〈肉付け〉したくなる。東京ではそれに慣れてたし、聞く人もそれに慣れた人がいる。でもベルリンに居て感じるのは、その骨格や血の部分、一番濃ゆい部分を出したいってこと。包み隠さない自分になればいいだけだから」
──ライヴも普通にやってるんだよね。
「EU内のブッキングをしてくれるエージェンシーと契約してる。自分が作ってるのは日本語の歌だからベルリンでも日本語で歌ってるんだけど、だいたい誰かが声かけてくる。「初めて聴いたけど日本語の歌の響きってカッコいいね」って言われる。それで感動しましたって言われることがずいぶんあった。でも〈日本人〉を見に来てるわけじゃない。ちゃんと音楽を受け止めてもらえてる実感がある。ハノーヴァーでライヴやった時も、「英語と日本語を混ざったような歌があるんですね」って言われた。サビだけ英語で歌うのって日本人的にはどこか恥ずかしいところもあったんだけどすごく嬉しかった」
──韓国の人から聞いたんだけど、いま漢字をどんどん使わなくなっていてハングルが増えてるんだって。でも日本人は漢字・ひらがな・カタカナを使い分けていて、英語もとりこんでいる。どれも捨ててない。
「一つの作品の中に自然に取り入れてるって稀な民族なんだね。外の人から言われて気づいた。あと、日本人って愛されてる。日々それを感じながら暮らせてる。それなのに僕らは日本人だってことを伝えることになんでそんなに照れがあったりとか、ストップをかけていたんだろうって、実際すごく思ったこと」
──上げずに下げずに一定のアルバムだけど、歌だけでなく、インスト、実験的なもの、本当に大谷くんのいろいろな面が出ている。
「移住したこともあって、いま自分がどんどん変化してるのを感じてる。自分の変化が音に如実に出る。東京にいた時だったらもっとバランスとってた気がするんだけど、そういうのからは外れた。だから早く次のを作りたくなってる。次のものやその次はある種のベルリン三部作じゃないけど、向こうでの濃ゆい時間の中で形にどんどんしてく、作りきってこうと思ってる。いまはもう、自分自身と向き合うことが自分の表現そのものになってる。あと、詩を書くこと、言葉を綴ることが年々好きになってる。自分が描こうとしてるもの、大きな世界観はもしかしたらずっと変わらないんだけど、例えば、どんな闇の中にも一筋の光はあって、だから人は歩いていける。そう思ってることも、自分の生きてきてる時間が短いとそこに出せるものがないとずっと思ってた。書きたい気持ちはあっても。でも、そこに、自分の言葉が、合うようになってきた感覚があって。だから面白いんだ」
──これからは東京も変わってくると思う。変わらざるを得ないから。大谷くんがプロデュースしたくなるような若い面白い世代もきっとどんどん出てくる。だから、ベルリンの大谷くんと東京の交流から生まれるものも楽しみにしてる。
「震災の当日、実は歌入れだった。だからこれは地震前後にかかって録音してる。すごいタイミングだったな。ドイツのメディア情報の方がストレートだから強いんだ...。でも全貌は全くわからなかった。今まで感じたことのない恐ろしさの中でレコーディングを続けた。不謹慎な言い方かもしれないけど、すごい集中力が増した。作業がどんどん深まっていった時間だった。無意識のところで〈今〉の時間、今こういう瞬間を生きてるということを表現したい思いが強く働いていたんだと思う。今もずっとそういう気持ちがある。言葉にしづらいけど...。だから表面的なものじゃ本当に駄目なんだよね。どういう風に生きて活動しているのか、そして何を作っているのか、そういう根本のことがすごく問われると思う」
テキスト / 関口易正(関口易正編集所)
【SPENCERインストアイベント決定!】
日時: 2011年6月26日(日) 14:00スタート
場所: タワーレコード新宿店7F イベントスペース
内容: ミニライブ (イベント特典有り)
タワーレコード新宿店・渋谷店にて6月8日発売「SPENCER / SPENCER」(XQJX-1013)
をご購入の方に先着で「特典引換え券」を差し上げます。(予約者優先とさせて頂き ます)「特典引換え券」をお持ちの方は、ミニライブ終了後に特典とお引き換えいた します。ライブ観覧はフリーです。
<ご注意>
※イベント当日は、「特典引換え券」を忘れずにお持ちください。
※「特典引換え券」には限りがあり、無くなり次第配布終了となります。
※アーティストの都合により、内容等の変更・イベント中止になる場合がございますので予めご了承ください。
※カメラ・録音・録画機器の持込みはご遠慮ください。
イベントに関するお問い合わせ:タワーレコード新宿店 03-5360-7811
