フラチル担当ディレクター T氏のレコーディング日記

みなさん!! 今年の夏はいかがお過ごしでしたか?
僕のフラチルのレコーディング日記を紐解いて、そのひと夏の経験について簡単に書いてみたいと思います。


○月×日
今日はヴォーカル録りの初日。つまりフラワーチルドレンのふたり、横山さん、豊口さんの生歌を聴くのも初めてということです。それまではアレンジャーとカラオケを作ったり、広井さんに書いてもらった歌詞に合わせて仮歌を録ったりはしていたのですが、歌入れ、それも初日ともなると歌う方はもちろん、スタッフも緊張するもんです。初日は「ありがとう」と「真夏の恋」にトライしました。
まずは豊口さんから。第一声を聴いた瞬間、この二年間の著しい成長がひしひしと感じられ、目頭が熱くなってしまいました。それは横山さんも同様でした。ついつい、おじさんはわがままなリクエストまでしたくなっちゃいました。
それにしても横山さんと豊口さんは仲のいい姉妹のようです。豊口さんが天然ボケを披露し、それにすかさず横山さんが愛のあるツッコミを入れるという。レコーディング現場は厳しくも和やかな雰囲気になりました。

△月□日
実はREDカンパニー・小林さんのお菓子のチョイスは本当に素晴らしく、スタジオにあるマンネリのお菓子からの脱却に見事成功しました。どうでもいいことに思えるかもしれませんが、お菓子や出前はレコーディング現場の空気を変える、いいきっかけだったりするのです。あれ以来、僕は"梅しば"にハマってしまってますよ、小林さん!!
最終日には、フラチルのふたりにコーラスもお願いしてしまいました。さすがにその場でメロディを憶えてもらって、実際にやってもらうのはシンドそうでしたが、ふたり、特に横山さんの勘の良さには恐れ入りました。何の問題もなく、見事にこなしてくれました。
あと感じたのは、ふたりのタフさ。一日に二曲歌っても、次の日には完全に回復しているし、温泉から戻って来たその日にも歌入れをやっていました(これ、書いてよかったのかなぁ)。僕も見習わないとなぁ。


こうやって嵐のように過ぎ去って行ったレコーディングでした。全曲それぞれに思い入れはありますが、僕が個人的に印象に残っているのは「キスキス」と「ふたり」でしょうか。みなさんもよくよく聴いてもらって、このアルバムをどんどん好きになって欲しいと思います。
最後に広井さん、フラチルのおふたり、小林さん、このアルバムに携わってくれた人達に感謝しつつ、拙文を締めくくりたいと思います。